約1カ月間、中央アジア(新疆ウイグル→カザフスタン→キルギス→タジキスタン→ウズベキスタン)をバックパックしていろんな経験をしたけど、やっぱりこの旅を通して感じたことはこの一言に全て集約できました。
その一言は「人」。
「人」に助けられ、応援され、優しさを感じた。そんな1カ月間でした。
今回は【中央アジアバックパック】番外編として、僕がこの1カ月間に特に印象的だった出逢いを記事にしました。
全く知らない人の結婚式に飛び入り参加!
ウズベキスタンのタシケントでの出来事。
タシケントのごくごく一般的な道を歩いていただけなのに、急に全く知らない現地のウズベキスタン人の結婚式に飛び入り参加させてもらいました。
新郎新婦が式場に入ると、僕達も中に招かれました。
式場に入ると予想以上に煌びやかでびっくり!
そして、新郎新婦が中に入ると、すぐさま写真撮影が始まりました。
新婦美しい!!!✨✨
そして写真撮影が終わると、新婦のお父さんから新郎新婦に向けたお祝いのスピーチが始まりました。
スピーチが終わると、豪華な食事が振舞われました。
道歩いてただけやのに、まさかこんな豪華なタダ飯が食えるとは。
めっちゃラッキーでした✨
ご飯の後は間髪入れずにコーラス隊登場。

そして2、3曲聞いたら、そのまま参加者全員参加のダンスパーティーが始まりました。
特に涙腺が緩むことなく、最初から最後まで参加者全員で盛り上がったままウズベキスタンの結婚式は終わりを迎えました。
国が違うと結婚式の内容もかなり違うな〜と実感!
ウズベキスタンの結婚式は楽しいがモットー。街の人みんなを巻き込んだ一大イベントでした!
なかなか体験できないウズベキスタンの結婚式を体験できて本当に、中央アジアの人達のフレンドリーさを改めて感じました。
ふーじゃーがウズベキスタンの学校で日本語を教える
ウズベキスタンのサマルカンドでの出来事。
ここでもまたサマルカンドの街を歩いていたら、たまたま日本語を勉強していた団体に出会ったので声をかけたところ、なんと次の日、現地の学校に招待されました。
そして翌日、昨日出会った中の1人、ウズベキスタン人のマンソルがその日の午前中サマルカンドの街をいろいろと案内してくれました。


そして昼は、マンソルの実家に案内されました。


午後は、日本語を教えるためにウズベキスタンの現地の学校へ。
しっかりと漢字や折り紙を教えることができた!かな??
そして最後にみんなで記念撮影!
実はこの数日後、右から2番目の女の子からまさか告白されるとは、まだこの時は思いもしませんでした。
学校帰りにみんなでごはん&カラオケ!

マンソル、そして日本語学校のみんな、楽しい時間をありがとう!!
ウズベキスタン人の女の子に世界遺産で告白される!
サマルカンドの日本語学校で出会った女の子(ディノラ)から翌日メッセージがありました。
「少しでいいから今すぐ会いたい。会いに来て欲しい。」と
実はディノラからメッセージがあったのは21時。
次の日、僕は早朝からウズベキスタンの別の都市、タシケントに向かう予定があったので、今から会うことは厳しいと伝えました。
しかしディノラはどうしても今会って伝えたいことがあると、
「今から私の家族を連れて、あなたに会いに行くから、居場所を教えて欲しい」と言われました。
えっ、、家族も来るの!?と思いましたが、、
ディノラとは前日によく話していて、とてもいい人だったので、断りきれず滞在中のホテルの場所を一応教えました。
しかし、彼女の家からふーじゃーが泊まっていたホテルまでは、車で片道1時間半かかる距離。
まさか本当にこないだろうと思っていたのですが、、
深夜24時ごろいきなり電話がかかってきて、あなたのホテルに着いたから出てきて欲しいと言われました。
まさか、本当に来るとは、、、(O_O)
ホテルを出ると本当にディノラと家族が目の前に。
そして僕たちは、世界遺産のレギスタン広場を一緒に散歩しました。

すると彼女から、「あなたに一目惚れしました。付き合って欲しい。あなたが明日タシケントに行ってしまうのは悲しい」と片言の日本語と英語でそう伝えられました。
しかし当時の僕からすると、会って2、3日でいきなり告白された上に、家族まで同伴とは、流石にちょっとビックリしました。
そしてみんなで最後で写真をパシャりっ。
そのあと何故か、ディノラのお兄さんがツーショット撮って欲しいと言われ、お兄さんとツーショットも。
今もディノラとはたまに連絡を取り合っていて、来年日本に語学留学するとのこと!
ウズベキスタン人の大富豪の家に招待される!(プライベートプールを満喫)
新疆ウイグルからカザフスタンに向かう寝台バスの中で友達になった、中国の大学に通うウズベキスタン人からタシケントを訪れた際は「連絡ちょうだい!」と言われていたので、タシケントに着き、一応彼らに連絡したところ。
すぐに返信が返ってきて、是非家に案内したいということで、彼らの家に行くことにしました。
サマルカンドを案内してくれたマンソルもそうだが、中央アジアの人達は本当にすぐに自宅に招いてくれて、ご馳走してくれる。
日本ではその日に仲良くなった人、ましてや外国人を自宅に招きいれる人なんてほとんどいない。
本当に中央アジアの人達の暖かさを感じました。
連絡後しばらくすると、彼らがホテルの最寄り駅まで車で迎えに来てくれ、彼らの家の玄関をくぐった瞬間びっくりしました。
なんとそこには、全人類憧れのプライベートプールがっ!
「え、、ここ来て大丈夫なとこか?」と一瞬、自問自答しましたが、彼らに誘われたのでプールで一緒に泳ぎました。
ウズベキスタンの7月は、日中は常に40度を超えているため、最高に気持ちよかったです。
そしてひと泳ぎした後、食事をご馳走してくれるということで家の中に招き入れてくれました。
そして家の中に入ると…
まさに大富豪の家って感じの長机と巨大なシャンデリアが。

そして食べても食べても、どんどん出てきます。
さすがに残すと申し訳ないと思い、頑張って残さず全部たべました!
そしてご飯を食べた後は、地下の卓球場で卓球を楽しみました。
そして最後にみんなで記念撮影。
まとめ
中央アジアをバックパックする前は、中央アジアについてほとんど何も知らないし、イスラム教の人が多いし、なんかちょっと怖そうだなっていう感情を勝手に抱いていました。
しかし、実際に中央アジアの各国を回ってみて、僕が感じたことは、「本当にみんな優しい」ということ。
困っているとすぐに声をかけてくれるし、仲良くなると本当によくしてくれる。
個人的な感想にはなるが、中央アジアの人達は日本人と比べて、赤の他人に対しても愛情があるなと感じました。
日本で暮らしていると、確かに親切な人は多いがやはりどこかで壁を感じてしまう事も多い。決して赤の他人に対して自分のパーソナルな部分を見せない。
そもそもそれが当たり前だと思っている。
日本で暮らしていた時は僕もそうでした。
しかし今回の旅を通して、そういった常識は決して正しいものではなく、常識を疑うきっかけを持てたことはとてもいい経験だったなって思いました。
皆さんの中にも、今の自分の人生観を何か変えたいと思っている人がいたら、是非中央アジアに行ってみてください!
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