前回、超厳戒態勢の新疆ウイグルで一悶着あり、国境検問所で理由も分からないまま10時間も足止めされましたが、遂に今回の中央アジアバックパックの第一目的地、カザフスタンのアルマトイ入りします。
【超厳戒態勢】新疆ウイグル編はこちら
実はカザフスタンをはじめとする中央アジアの国々は、ほとんどガイドブックには載っておらず、ネットで調べても情報が掴めないという未知の国々。現地でも日本語はもちろん英語も全く通じず、通じるのはロシア語と現地語のみ。
さあ今回はカザフスタンはどんな国なのか?どんな旅が待っているのか?をお届けしたいと思います。
ついにカザフスタン入り!
新疆ウイグルの国境検問所をようやくパスし、カザフスタンに入国すると、まずはカザフスタンの南東部にある都市、アルマトイを目指します。
実はこのアルマトイ、中央アジア最高水準の都市とされており、1998年までカザフスタンの首都でもありました。
アルマトイとは「林檎の里」という意味で、ソビエト時代に街中に林檎の木がたくさん生えていて緑豊かだったことからそう呼ばれているそうです。



そしてウイグルを出発して35時間後、ついに第一目的地、アルマトイの長距離バスターミナル、サイラン・バスターミナルに到着!

アルマイトの市内はやはり中央アジア最高水準の都市だけあって予想以上に綺麗な街並みでびっくり!街中には綺麗なモスクもたくさんありました。


アルマトイおすすめスポット【3選!】
1. コクトベ (Kok Tobe)
まずアルマトイに来たら絶対に行くべき場所!超絶景!!
カザフ語で「緑の丘」を意味するコクトベは、アルマトイの市街地からロープウェイに載っていきます。

ロープウェー料金は往復2000テンゲ(700円くらい)
乗車時間は10分くらい。
ロープウェイからはアルマトイの景色が一望できます。
家もカラフルで可愛い!
頂上に着くと、そこには観覧車が(*゚∀゚*)
高所恐怖症のふーじゃーはもちろん乗りません(⌒▽⌒)

コクトベの頂上にはちょっとした遊園地がありました。
誰も乗っている人はいなかったけど….
そしてコクトベといえばここ!

まさかここで、I ♡ Kok Tobeと出会うとは笑
そしてデートにおすすめな街全体を一望できる天空のレストランまで!

是非みなさんはカップルで行ってください!
2. 中央バザール(Green Bazaar)
アルマトイの中で最も大きいバザール。
緑のバザールとも言われ、人々の台所となっています。食品から生活用品、衣類やおもちゃなどなんでも売っていて、多くの人で賑わっています。


定休日は月曜日
営業時間は9:00~19:00まで バザールにも関わらず19:00には閉まるので注意!!
3. パンフィロフ公園 (Park Named After Panfilov’s 28 Guardsmen)
パンフィロフ公園は、第二次世界大戦時の対ドイツ戦で「カザフ共和国(現カザフスタン)」から出征しモスクワ防衛にて戦死した「パンフィロフ将軍率いる28人の部隊」を弔うために造られた公園。

パンフィロフ将軍率いる28人の戦士たちは、敵陣の50台中18台もの戦車を破壊したことを讃えられ作られた銅像です。

そして緑豊かな公園の中には、彼らの銅像やロシア正教のゼンコフ教会などもあり人々の憩いの場となっています。

ゼンコフ教会は木造の教会として、1904年に創建された。釘は一本も使われていないのにも関わらず、1911年の大地震でも倒壊しなかったそうです。
アルマトイでの発見
アルマトイに来て2つの新しい発見がありました。
1つ目は、地下鉄がものすごく地下深くに作られているということ。


アルマトイ地下鉄の歴史は非常に新しく、オープンは2011年12月。建設途中のソビエト崩壊などもあり工事には23年もの時間がかかったそうです。
現在は1号線のみとなっているが、2、3号線も建設中。
当初は7駅しかありませんでしたが、2015年にセイラン駅とモスクワ駅ができ、現在の全長は11.3kmとなっています。
やはりロシア地下鉄のように、アルマトイ地下鉄もシェルターの役割を兼ね備えているのかな。
2つ目の発見は、ラムのハンバーガーがめちゃくちゃ美味い!
初めてラム肉のハンバーガーを食べたのだが、はっきり言って今まで食べたハンバーガーの中で1番美味しかったです。
値段は200〜300円くらいでした。
もし来る機会があれば食べてみてください。
第二の目的地、キルギスへ!
アルマトイを満喫した僕は第二の目的地、キルギスに向かため再びサイラン・バスターミナルへ向かうことに。
バスターミナルに向かう途中で綺麗な貯水池を発見!
7月の中央アジアはとても暑く日中は4、50度になることもあります。
汗を流すために僕も泳いでみました。貯水池で泳いだことは初体験でしたが、水も比較的綺麗だったのでちょっと広めのプールで泳いだ感覚でした。

そしてサイラン・バスターミナルに着くとキルギスのビッシュケク行きのミニバンに乗り次の目的地に出発。

カザフスタンのアルマトイを満喫しましたが、次の目的地「キルギス」では、さらにディープで刺激的な旅になります。

次回キルギス編も是非見てください。