前回、ウズベキスタンのサマルカンドで、レギスタン広場やグーリ・アミール廟を訪れ、サマルカンドブルーを満喫しました。
ウズベキスタン【サマルカンド編】はこちら
今回の旅の目的地は街全体が世界遺産に登録されている、ウズベキスタンの古都「ブハラ」です。
ブハラってどんな街
ブハラはウズベキスタンの都市で、ブハラ州の州都。
古代からサマルカンドと並ぶいわゆるソグディアナの中心都市であり、イスラーム時代以降、イラン・中央アジアにおける最も重要な都市のひとつでした。
ブハラの街並みは16世紀からほとんど変わっておらず、1993年に旧市街が世界遺産に認定されました。

そしてサマルカンドからも遠くはなく、車で4、5時間。鉄道だと1時間程で行くことが可能です。
ブハラおすすめ観光スポット3選
1.カラーン・ミナレット(Kalyan Minaret)
カラーン・ミナレットとは、ウズベキスタンのブハラ歴史地区にある世界遺産の一つです。

そもそもミナレットとはイスラム教の寺院・モスクに併設されている塔の事です。
そしてこのカラーン・ミナレットはブハラ最大のミナレットであり、その高さは45メートル。
建設時期は12世紀と言われており、カラーン・ミナレット内部には105段の螺旋階段があるそうですが、現在は中に入る事はできません。

実はこのカラーン・ミナレットは2つの役割がありました。
1つ目はブハラの街を照らす灯台としての役割。
2つ目の役割は犯罪を犯した者への処刑場。
19世紀後半まで
、犯罪を犯した者は袋を被され、塔の上から突き落とされていたそうです。
そのためカラーン・ミナレットは別名、「死の塔」とも言われているそうです。

カラーン・ミナレットの他にも、立派なカラーン・モスクもあるので是非ブハラを訪れた際には行ってみてください。
2.チャル・ミナル
ウズベキスタン、ブハラにある最も可愛くインスタ映えする建造物といえば、チャル・ミナル。

チャル・ミナルは4本のミナレットでできていることから「4本の塔」と呼ばれる事もあります。
チャル・ミナル周辺には可愛いお土産やさんもたくさんありました。

チャル・ミナルはインスタグラマーには是非おすすめしたい場所です。
3.アルク城 (The Ark of Bukhara)
ウズベキスタン、ブハラの旧市街と新市街の間にそびえ立つブハラ最古の遺跡、アルク城。

最初にいつ建てられたか定かにはなっていないようですが、紀元前3世紀頃には建てられていたと言われています。
チンギスハン襲来の際には、多くの人々がアルク城に避難しましたが、結局全員虐殺され、アルク城も破壊されたそうです。
そして破壊と修復を長年繰り返し現在の姿になっています。

サマルカンドからブハラに行くにはタクシーがおすすめ!
サマルカンドからブハラに行く方法は主に、鉄道かタクシー、バスの3択になります。

サマルカンドからブハラまでは約270キロ。
鉄道、タクシー、バスそれぞれの行き方をまとめてみました。
手段 | 所要時間 | 値段 |
タクシー | 3時間30分 | 45000スム(約510円) |
バス | 5時間30分 | 40000スム(約450円) |
鉄道 | 1時間30分 | 51000スム(約580円) |
一見、鉄道が一番いいように見えますが、実は鉄道は本数が非常に少ないです。
サマルカンド→ブハラ行きだと早くてもお昼出発、そのため日帰りを考えている方にはおすすめできません。
その点タクシーは人数がそろい次第すぐに出発できるので、サマルカンドからブハラの日帰り旅行も可能です。
サマルカンドからブハラへの日帰り旅行を考えている人はタクシー利用してください。
次回、旅の最終目的地タシケントへ向かいます
ウズベキスタンの古都、ブハラで数々の美しい歴史的建造物を見て、いよいよ旅の最終目的地、中央アジア最大の都市にして、ウズベキスタンの首都「タシケント」に向かいます。


次回も是非楽しみにしてください!